寒波
気温が極端に低下すると水道管や給湯器内の水が凍結し、破損や故障を招く恐れがあります。特にお住まいの地域の最低気温がマイナス4℃を下回る予報の際は、早めの対策が不可欠です。最新の気象情報を確認し、早めに対策を行いましょう。
寒波への備え
屋外の配管・メータ―の保護
屋外で露出している水道管や蛇口等に保温材(市販の保温筒、または布や発泡スチロール)を巻き、水道メーターボックス内を保温材で埋めるなどして、直接冷気に触れないようにしてください。特に風当たりの強い場所の配管は重点的に保護してください。
浴槽へ水を張る
給湯機(エコキュート・ガスボイラーなど)には、気温が低下すると自動で浴槽の水を循環させて、配管の凍結を防止する機能を備えたものがあります。浴槽内の水量が循環アダプターより5cm以上上にある状態にしておく必要があります。
水を出しっぱなしにする
冷え込みが特に厳しい夜間等は、浴室などの蛇口から少量の水(目安:太さ4mm程度/1分間に400cc程度)を流し続けることで、配管内の凍結を予防できる場合があります。
床暖房室外機の循環水の補充
循環水が不足すると、十分な暖房効果が発揮されないだけでなく、運転が止まってしまう場合があります。あらかじめ十分に補充しておきましょう。床暖房連動エアコンの室内機に「EL」や「LL」という表示が出た場合は、循環水不足の合図ですので早急に補充してください。不凍液を使用する物件で、緊急時に不凍液の予備がない場合は、500ml程度までであれば、水道水を使用いただいてもかまいません。
あらかじめ設定温度を上げる
全館床暖房は急速暖房には不向きで、建物が冷え切ってしまうと温まるまでに時間がかかります。強い寒波の場合、前日には設定温度を2~3℃程度上げて、あらかじめ建物を十分に温めておきましょう。
寒波が来たら
ヒートショックへの注意
急激な温度変化は身体に負担をかけます。脱衣所や浴室、トイレ等の室温が極端に寒くならないように心掛けてください。
水道が凍結した場合の対応
水が出ない場合は、日中の気温上昇による自然解凍を待つのが最も安全です。無理に蛇口を回したり配管に熱湯をかけたりすると、配管が破裂する恐れがあるため避けてください。
床暖房の「霜取り運転」について
外気温が低くなり床暖房の室外機に霜が発生すると、霜を溶かす為に自動的に室外機に熱を送る「霜取り運転」を行います。床暖房が15~20分程度停止した後、自動で運転を再開します。通常とは異なる運転音がすることがありますが故障ではありません。
床暖房連動エアコンを使用しない
床暖房と床暖房連動エアコン(CHOFU製)を併用すると、床暖房の効率が著しく低下して、かえって暖房効果が下がってしまいます。あらかじめ床暖房の設定温度を2~3℃程度上げたり、床暖房連動エアコン以外のエアコンを優先的に使用してください。
室外機の周りにスペースを確保
室外機の周囲に十分なスペースがないと、室外機自体に氷ができてしまうことがあります。あらかじめ周囲の物を片付けて30cm以上はスペースを確保しましょう。
寒波のあとの対応
建物の外部・内部の確認
給湯器からお湯が出ること、リモコンにエラーコードが表示されていないことを確認してください。また、すべての蛇口を閉めた状態で水道メーターが回っていないことを確認し、漏水の有無をチェックしましょう。万が一配管の破裂を発見した場合は、水道メーターボックス内の止水栓を閉めて給水を止め、修理依頼をしてください。
被害状況の記録
建物や敷地内に被害がある場合、片付けや修理を行う前に、被害箇所を写真に記録してください。罹災証明書の申請や保険金の請求時に必要となります。
保険会社への連絡および状況の記録
ご加入の保険の補償対象を確認の上、速やかに保険会社に連絡し、その指示に従ってください。