防災対策【 地震 】
地震の発生を予測する技術は日々進んでいる状況にありますが、今のところまだ難しい状況にあります。それだけに、日頃から万一に備える姿勢が大切です。特に、火災による二次災害が最も大きな被害の原因になりますので、火の始末には十分注意しましょう。
万一の地震に備えて
■ 家具の転倒防止
タンスや食器棚などの転倒防止には、安定した配置に心掛けるとともに、市販の金具などで固定しておくことが有効です。
■ 落下物
家具や棚に重いものを載せることは、大きな地震のときには危険です。人が下にいる可能性がある高い棚などには、重いものを載せないようにしましょう。
■ 火気使用室
火を使う器具周辺は整理・整頓しておきましょう。また、消化器などはすぐ手の届く場所に設置しておきましょう。
地震が来たら…
■ まず、火の始末
使用中のガスコンロやストーブなどの火を消します。
避難が必要な際は、分電盤のアンペアブレーカーのスイッチを切り、住まいに送られる電気を止めましょう。
■ 次に出口の確保
地震の揺れによって、窓枠やドア枠が変形し、開かなくなることがあります。揺れ始めたらできるだけ早く、戸や窓を開け、避難出口を確保しましょう。比較的大きな地震には、余震が発生することがありますので、揺れが収まった後でも、引き続き注意が必要です。
地震後の点検
地震後、住まいを十分に点検する習慣をつけましょう。大きな損傷箇所が発見された場合は、弊社サポートセンターまでご連絡ください。
①屋根瓦のズレ
②基礎、外壁の亀裂
③給排水管の漏水、ガス漏れ
④建具の開閉
⑤門扉の亀裂、傾き
地震の知識
地震発生とともにニュースで伝えられる「震度」と「マグニチュード」。「震度」は地表面でどの程度の揺れがあるかを表すもので、一つの地震でも場所によって大きさが異なります。一方、「マグニチュード」は、地震そのものの大きさを表します。このうち震度については、人体や建物の影響によって、0〜7の震度階級に分けた「気象庁震度階級」が利用されています。